令和5年度筆記試験解答速報!
令和5年度土地家屋調査士試験(筆記試験)が10月15日(日)に実施されました。土地家屋調査士・筆記試験の合格基準は、合格ラインを越えれば誰でも合格できる絶対試験ではなく、相対評価で決まる試験です。
したがって解答速報はもちろんのこと、予想合格ラインやボーダー予想が重要です。そこで解答速報および分析会など関連イベントについてご紹介します。
アガルート
初受験者の一発合格率が28.46%(全国平均の2.72倍、令和3年度)と驚きのアガルート土地家屋調査士講座による解答速報。「スピード」「コンテンツの充実さ」といい受験生必見です。
とにかく早い解答速報!
今回のアガルートの解答速報ですが、公開時間が試験日当日の16時、講評は18時です。午後の部終了から時間も経っていない!すごくないですか?
アガルートで講義を担当する中山講師は、平成24年度土地家屋調査士試験の1位合格者です
このほかにも充実した解答速報が特長です。
アガルート解答速報の公開予定
- 18:00~ 解答速報の公開(解答が判明次第、前倒しで公開することも)
- 18:00~ 解答速報&総評動画配信 ⇒総評動画はこちら
- 19:00~ 午後記述問題 解説動画配信 ⇒解説動画はこちら
- 20:00~ 講師によるYouTube座談会配信(コメント欄で講師に質問を受け付け)⇒座談会動画はこちら
土地家屋調査士試験の解答速報といえば、択一が中心で、記述式(書式)は無料イベント(分析会)などのパターンが多いですが、記述式の解き方も動画で公開するとは恐れ入った。恐るべしアガルート。
午後の部 全体総評
18時00分~公開を開始いたします。自己採点にご活用ください。午後の部(記述)の総評・模範解答ダウンロード・解説動画
19時00分~記述式の総評・解説を公開いたします。模範解答ダウンロード・解説動画は,会員登録だけで無料で閲覧いただけます。YouTube座談会
20時00分~講師4名による「YouTube座談会」を生配信いたします。
座談会では,午後択一の総評などトピックスをお話いたします。さらにTwitterのハッシュタグ「#アガルート調査士」で質問を受け付けます。ご視聴・ご参加をお待ちしております。
引用 「【解答速報】令和5年土地家屋調査士試験|アガルート」
【動画】「3時間で押さえる計算問題 ガイダンス 中山祐介講師|アガルートアカデミー土地家屋調査士・測量士補試験」
アガルートは、最近新しくできた通信講座(予備校)です。これは元LEC司法試験講座の工藤北斗先生が独立して作った予備校です。講師陣も元LECとかTACとか大原とか実力派講師がそろっています。
東京法経学院
土地家屋調査士試験で圧倒的な合格実績と言えば、東京法経学院。
そんな東京法経学院では、「土地家屋調査士筆記試験 インターネット解答速報」を今年も行います。土地家屋調査士試験は午前の部と午後の部がありますが、このうち法律科目を中心とした「午後の部」の解答速報を2023年10月15日(日)22時から公開されます。
今年も実施!択一・書式検討会。収録動画も無料で公開!
また「今年の書式問題についてフィードバックしたい!」という受験生の方もいらっしゃるはず。そんな受験生の方には、東京法経学院が無料で実施する「令和5年度 土地家屋調査士筆記試験(午後の部)択一・書式検討会」がおすすめです。
この「択一・書式検討会」とはタイトルにもあるように、2023年度本試験の検討・分析を行うものです。一昨年度および昨年度に引き続き、今年度も無料で実施されるイベントです。
このイベントは東京法経学院の東京校・名古屋校・大阪会場で実施されます。参加は無料ですが、例えば東京校実施分は数に限りがあるので、ボーダーライン上にいる方など、今年の筆記試験について講師の方の意見を聞きたい方におすすめです。
東京法経学院の分析はおすすめです!
【収録動画】「令和5年度 土地家屋調査士筆記試験(午後の部) 択一式・記述式検討会|東京法経学院」
詳しい試験分析なら「不動産法律セミナー特集号」を!
また「択一・書式検討会」のスケジュールに合わない方には、東京法経学院が出版・発行する学習雑誌「不動産法律セミナー」がおすすめ(この学習雑誌は有料です)。この不動産法律セミナーでは、本試験から1か月後に分析記事が載ることが多いです。
土地家屋調査士試験に関して言えば、過去年度では内堀博夫先生・萩原勇先生・小林弘仁先生らによる本試験「解説」「出題傾向と分析」(午前の部・午後の部)の分析記事など、毎年恒例化しています。したがって令和5年度本試験についても後日発行の不動産法律セミナーで特集となります。
このように東京法経学院では筆記試験のフィードバックを行いたい受験生の方におすすめのコンテンツが多数用意されています。今年の本試験で合格ライン上で合格ライン予想を行っている方は、判断材料の一つとして参考にされてみてはいかがでしょうか。
▲東京法経学院・土地家屋調査士筆記試験の解答速報ページ「土地家屋調査士筆記試験 インターネット解答速報」(画像は平成28年度から)
LEC東京リーガルマインド
司法試験予備試験や司法書士試験、公認会計士試験など難関国家資格の受験指導を行っている東京リーガルマインドでも解答速報および分析イベント「受験生応援企画」を実施します。
まず解答速報ですが、試験日当日の2023年10月15日(日)18:00から公開予定。
解答速報の公開スケジュール
- 午後の部<択一>の解答速報 10/15(日)18:00~
- 午後の部<記述> 〃 10/15(日)21:00~
- 午後の部<択一>の解説動画(YouTube) 10/15(日)18:00~ ⇒収録動画はこちら
- 午後の部<記述> 〃 10/16(月)18:00~ ⇒収録動画はこちら
また関連イベントとして決定版的な分析会が約1か月後に行われます。LEC専任講師の木村真弓先生による分析に注目です。
もちろん東京での実施ですので地方にお住いの方は参加できません。例年ですと収録動画が後日、ユーチューブにアップされます(令和5年度の公開日時は不明)。詳しくはLECのホームページでご確認ください。
本試験詳細解説会
令和5年度土地家屋調査士試験の詳細解説を実施!問題の重要度や、絶対に押さえるべき論点を解説します。ぜひ試験問題を解き直してからご参加ください。
※当日は本試験問題冊子・電卓・三角定規をご持参ください。
実施日時
2023年11月25日(土)12:00~14:30
【LEC詳細分析会】令和5年度筆記試験の基準点発表後の、11月25日に実施された決定版!(2024年2月29日までの限定公開となっています)
全国規模で実施!LECの無料成績診断
「解答速報は分かった、自分の位置が知りたい」という方もいらっしゃると思います。土地家屋調査士筆記試験は相対評価で合格が決まるので、極端な話、他の受験生の方よりも成績が良ければ合格可能性が高くなります。
それに役立てたいのが無料成績診断です。LEC土地家屋調査士講座では、全国規模で無料成績診断を行います。流れとしてはこうです。受験生の方がLECサイトからご自分の解答を入力します。するとLECが集計および分析を行い、後日に「個人成績表」と「総合成績表」を提供すると言う流れです。
この無料成績診断は名前にあるように無料での実施です。ただし入力期限(第一弾と第二弾)がありますので、締切期限には注意してください。
このほかLEC土地家屋調査士講座では、
- 本試験詳細解説会~本年度試験の詳細解説を実施。絶対に押えておくべき論点等をご紹介します。
- 口述試験対策~筆記試験の合格発表後に『口述試験ガイダンス』・『口述模試』を実施
- 学習経験者向け奨学生試験~2023年合格目標の学習経験者コースが最大80%割引に!
など「受験生応援企画ページ」では令和5年度本試験関連のコンテンツを多数用意しています。合格を目指す受験生の方は参加しましょう!LEC受験生応援企画ページはこちら
▲解答速報のほか、LEC専任講師による試験日終了後に実施する解答速報会、本試験分析会、無料成績診断、奨学生試験、口述試験対策を行うLEC土地家屋調査士講座(画像は過去のLEC受験生応援企画から)
ユーキャン
ユーキャンは平成28年度までは解答速報を実施していましたが、平成29年度は実施していません。令和5年度解答速報については、実施されればご案内します。
↓参考、平成28年度までは解答速報が実施されていました。
通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(東京都新宿区、代表取締役社長:品川 泰一)は、2016年8月21日(日)に実施される「平成28年度 土地家屋調査士筆記試験【午後の部】」の解答速報を、試験翌日以降にWEBサイトに公開いたします。
当試験を受ける方の、受験後の自己採点にお役立ていただけます。
またユーキャンの解答速報は、ユーキャン受講生でなくても、自由にご覧いただけます。
解答速報は、以下のページでご確認いただけます。
◇ユーキャンの解答速報公開予定時刻については、Twitterのユーキャン解答速報アカウント(@ucan_sokuhou)にてお知らせいたします。
◇更新状況お知らせページ(Twitter)出典:ユーキャン
http://www.u-can.co.jp/company/news/1197777_3482.html
日建学院
宅地建物取引士や建築士そして土地家屋調査士など不動産関連資格の有名スクールである日建学院。東京都内ではあちらこちらに日建学院の教室があり、上野周辺だと上野広小路(上野松坂屋の向い)とか仲御徒町(多慶屋の斜め向かいのコンビニの上)とか、とにかく教室が多くある印象です。
そんな日建学院の解答速報ですが、「択一問題正解番号 2023年10月15日(日)21時公開予定です。」とありました。また「総評」と「書式問題の正解番号」は、郵送されるようです。
具体的には「日建学院 土地家屋調査対策講座 各コース受講生以外の受験生にも もれなく総評&筆記試験「書式問題」模範解答をプレゼントいたします。ご希望の方は、下記申し込みよりご応募ください。後日、ご郵送にてお送り致します。(以上日建学院サイトより)」と言うように、専用フォームから申し込むようです。日建学院の解答速報ページへ
早稲田法科専門学院
東京・高田馬場にある早稲田法科専門学院。司法書士・宅建士・土地家屋調査士・測量士補の受験指導を行っており、東京法経学院と試験種がほぼ同じです(東京法経学院は行政書士なども開講)。そして本部が同じ東京都新宿区です。
話しが脱線しました。早稲田法科専門学院の解答速報です。解答速報の公開ですが、専用フォームから氏名・住所等を記入すると後日、「模範解答・解説の冊子」が届く仕組みです。早稲田法科専門学校の解答速報ページへ
▲早稲田法科専門学校の解答速報ページ(画像は公式サイトから)
まとめ
いかがでしたでしょうか。2023年度土地家屋調査士試験(筆記試験)の解答速報を行うスクールの5校について紹介してきました。
もっともどのスクールも実力派講師陣や専門スタッフが解答速報を作成している事が多いので、割れ問がない限り数校程度の解答速報を参考にされると良いでしょう。
それよりも大切なことはLECなどで実施されている無料成績診断を利用することです。土地家屋調査士の筆記試験は相対評価で合格が決まりますので、他の受験生の方との比較が大切です。
ましてや筆記試験の合格発表は翌年の令和5年1月であり、それから来年度の学習を始めるとなるとブランクもあり、再スタートを切るのは結構大変ではないでしょうか。
平成30年度から試験日・合格発表日も遅くなりました
したがって無料成績診断を利用して、その結果により再スタートを切るべきか、あるいは口述試験に向けて準備を行うか冷静に判断されると良いと思います。なおLEC土地家屋調査士講座では奨学生試験(2023年合格目標コース)を実施します。今年受験された方で、来年の試験に向けてリベンジを考えている方は受験を考えてみてはいかがでしょうか。
土地家屋調査士は有望資格!
土地家屋調査士と言えば表示登記など不動産の専門家ですが、最近ではADR(Alternative Dispute Resolution=裁判外紛争解決手続き)として境界トラブルの解決に関与するなど、業務の拡大が期待できる有望資格です。
そんな土地家屋調査士ですが、試験はかなり難しいです。試験内容も民法・不動産登記法・土地家屋調査士法など法令科目の学習はもちろんですが、測量や作図も試験に課される点では、文系脳と理系脳の両方が求められる難関試験ではないでしょうか。
(画像はイメージです。)
詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。
令和5年度土地家屋調査士試験解答速報、無料成績診断・講評・動画まとめ【合格ライン・基準点は?】 | 試験部
2023年10月15日(日)に実施された令和5年度土地家屋調査士・筆記試験の解答速報です。予備校により解答速報の他、詳しい本試験分析や講評動画などが公開されています。また筆記試験の分析会を実施するスク ...
shikaku-pass.net