ビジネス実務法務検定2級を受験し、自己採点が96点で合格見込みです。公式問題集を繰り返して、合格できました。

公式問題集の使い方とか
老婆心ながら自分自身が使い込んだ経験をもとに、効果的な使い方をまとめます。

講義を聞いたら、すぐにそのテーマの問題を解く
公式問題集は、前半はテーマ別、後半は実際の過去問(=本試験)が収録されています。通信講座で理解したら、前半に収録されている「そのテーマの問題を解く」、これが大切です。

難しいから後回しにしたいです
最終目標は「2級の合格」です。つまり公式問題集が解けるようにならなけばいけません。最初は解けなくても大丈夫です。繰り返すことで3回目ぐらいから解けるようになるでしょう。不安の必要はありません。
不安になる前に、何度も繰り返してください。
↑公式問題集の前半部分はテーマ別です。先生の話を聞いて理解したら、すぐ問題を解く、の流れ作業です。
問題文が長いことも。まず慣れよう
3級と違い、2級は問題文が長いことがあります。まずこの長さに慣れることです。図にすることも大切ですが、繰り返すことで長文への不安もなくなると思います。
↑問題文が長いことも。
詳しい解説で理解を深める
公式問題集(前半のテーマ別)は、問題文で1ページ、解説で1ページ割いています。つまり解説がとても詳しい。インプットはテキストや講義だけではありません。この解説もインプット教材の一つです。

私の場合ですが、繰り返した回数は5回前後です。解説が詳しいので、頭のいい方はもっと早くマスターできると思います。
実際の過去問でさらに理解を深める
公式問題集の後半部分は、実際の過去問です。本試験と同様に40問を2時間で解きます。3回分収録されています。
↑過去問は3回分収録
なお第45回試験で96点取れた私ですが、この過去問では第1回目が84点、第2回目が60点、第3回目が78点です(100点満点)。
弱点分野が出題されると、第2回目のように得点が低くなり合格も難しくなります。このように弱点分野の発見も問題演習の大切な目的の一つです。
↑もちろん問題文も長い
解説は徹底的に読む
公式問題集は後半部分(実際の過去問)でも解説が詳しくなっています。徹底的に読んで理解を深めました。これも合格ラインの突破に役立ったと思います。
↑テーマ別はもちろんのこと、過去問部分でも解説が詳しい
勉強が不安な人には、公式テキストと問題集を使用する通信講座がある。資格の大原が制作して、添削指導つき
「一回で合格したいけど、ちょっと自信がないな」、そんな受験生の方には公式テキストと問題集を使用した通信講座がおすすめです。
大手資格予備校の大原学園が制作して、jmam(日本能力協会マネジメントセンター)が発売する「ビジネス実務法務検定2級コース」です。
公式テキストのほか、2級初心者でも安心な「大原オリジナルの入門テキスト」が用意してあります。
講座名 | jmam「ビジネス実務法務検定2級コース」 |
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特長 | 資格の大原が制作。公式テキストと大原オリジナル教材の強力タッグ |
使用教材 | 公式テキスト、公式問題集、入門テキスト(大原オリジナル)ほか |
動画講義 | あり(スマホにダウンロード可。スキマ時間でも勉強できる) |
直前対策 | 「直前対策演習あり」 |
添削指導 | あり(オンラインテスト添削型) |
ここがいい | 添削指導があるので弱点発見に役立つ。モチベーションアップにも |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) |
公式サイト | jmam「ビジネス実務法務検定2級コース![]() |

2級はボリュームがあるから、メリハリをつけた学習が必要
ビジネス実務法務検定の2級は、3級を土台にしています。したがって3級の知識+2級で新しく出てくる知識と、ボリュームがあります。

したがってメリハリのある学習が必要です。特に社会人受験生ならば、学習時間は限られています。重要部分を中心に時間を投下しましょう。
私の場合は、通信講座(動画講義)を利用して、先生が重要と話された部分を中心に勉強しました。やはりプロの講師に頼るのが一番だと思います。

おすすめの通信講座は、jmamのほかLEC東京リーガルマインドのビジネス実務法務検定「スマート合格解法講座」がおすすめ。司法試験講座と司法書士講師講座の実力派講師が講義を担当します(2022年4月現在)。
LECは司法試験予備試験や司法書士試験など、難関法律系資格の指導に定評があります。難しい法律を分かりやすく教えてくれますから、ビズ法受験生に最適です。

法律を体系的に学ぶならLECだね。
また最近では、LEC以外にも複数の資格予備校で通信講座を開講しています。比較してみては。
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kouza.tokyo
問題集からも重要部分が分かる
なお重要部分は問題集からも分かります。問題集を下の写真のように少しずらしてください。ボリュームがあるのが重要部分です。

第4章の「企業に関する法規制」とか、第5章の会社法とかボリュームがありますね。特にここは力を入れましょう。
なお細かい重要分については、やはりスタディングのような実績ある通信講座を利用するのがおすすめです。


【動画】スタディング・テレビCM
【まとめ】講義+過去問題集で合格できた!
やはり最終的にはこれにつきます。通信講座の講義を聞いて、過去問題集を繰り返す。これだけでも合格ラインは突破できます。
さらに公式テキストを併用することで、高得点が狙えるはず(私がそうでした)。ぜひビジネス実務法務検定2級の合格に向けて参考にしてください。