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FP過去問題集をタイプ別に分類、目的に応じて使い分けよう

2015年11月29日

FP(ファイナンシャルプランナー)試験に合格するには、他の資格試験と同様に、過去問のマスターが重要です。

FPの試験科目には「学科」と「実技」がありますが、学科で出題される論点はもちろんのこと、実技対策でも効果的です。数回分の過去問を見て頂ければ分かりますが、ほぼ同じタイプの問題が出題されることも少なくありません。

過去問題集はさまざまなタイプがある!

そんな過去問題集ですが、さまざまなタイプがあります。本試験1回分の出題形式にしているもの、テーマ別に問題を並べているものです。したがって受験生の方の目的に応じて使い分けることが可能です。そこでFP過去問題集を具体的に見ていきます。

本試験1回分のタイプ

これは本試験の出題内容をそのまま収録しているタイプです。代表的なものとして、LEC東京リーガルマインドで発行している回数別レジュメ「2級FP本試験 過去問・解説集」があります(3級もあり)。

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2級学科の場合だと、実際の試験では4肢択一で正解を選ぶ必要があります。最初から正解肢が分かるケースもありますが、消去法で正解を選ぶケースもあります。この消去法のトレーニングに役立つでしょう。

また3級では心配ありませんが、2級以上になると制限時間を意識する必要があります。その時間配分のシミュレーションにも役立つと思います。

テーマ別の過去問題集

FP試験で出題される6分野(「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」)をテーマ別に編集しているタイプです。書店に行くともっとも多いタイプではないでしょうか。

テーマ別になっているため、講義を聞いて復習する際に解いてみるのがおすすめです。ゴールの意識がはっきりし、合格に必要とされる知識のレベルや量も分かるでしょう。

代表的な問題集として、TAC出版の「スッキリとける 過去+予想問題 FP技能士」や、FP受験研究会の「FP技能検定 精選過去問題集(学科、実技)」、「U-CANのFP技能士 過去&予想問題集(ユーキャンの資格試験シリーズ)」等があります。出版社により見開きになっているなど、レイアウトに違いがあったり、解説の量が異なったりします。書店で確認されて、自分に合った問題集を購入されると良いでしょう。

本を選ぶ学生
(画像はイメージです)

ここまで過去問題集をタイプ別に分けて書いてきましたが、大切なことは「何度も繰り返す」ことです。書店に行けば多くの過去問題集や参考書があります。さらに要点集や一問一答形式の問題集まであります。

特に試験直前になると、不安も相まっていろいろな書籍に手を出したくなりますが、教材を絞り込み何度も繰り返すことが、合格への近道だと思います。ぜひFP試験の合格に向けて頑張ってください。

【FP試験の解答速報】
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