FP(ファイナンシャルプランナー)試験の合格に向けて、取り組んでおきたいのが過去問の検討です。法改正は別とすれば、試験の出題傾向は年度・実施回数によって大きく変化することはないからです。
某FP講師の方によれば、過去3回分の過去問の演習をしておくことが必要と話されていました。もちろん最低限の演習量であり、時間が許す限り多くの問題を解くことがおすすめです。
回数別の過去問&LECによる詳しい解説
さてFPの過去問ですが、過去数回の分のものならば日本FP協会のサイトに掲載されています(PDFファイル)。もっとも「問題」と「解答」のみの掲載なので、初めて受験される方には理解できない点もあるでしょう。
そんな受験生の方にはLEC東京リーガルマインドFP講座の「FP2級過去問解答解説レジュメ」がおすすめです。試験実施年度の翌々年度末までの解答解説レジュメが販売されています。そして回数別に販売されているので、欲しい部分だけのレジュメを購入することが可能です。
▲ 回数別に収録されており、欲しい回数分だけ購入することができます。
このレジュメに収録されている解説ですが、学科試験はもちろんですが、実技試験においては日本FP協会の「資産設計提案業務」、金融財政事情研究会の「個人資産相談業務」、「生保顧客資産相談業務」、「中小事業主資産相談業務」を収録しています。
書店に並んでいる一般的なFP2級対策の実技問題集だと、日本FP協会の「資産設計提案業務」や金財の「個人資産相談業務」を中心に制作されていることが多く、金財の「生保顧客資産相談業務」および「中小事業主資産相談業務」までフォローされていることが少ないと思います。その点でこのレジュメは優れていると思います。
▲ 金財の「生保顧客資産相談業務」および「中小事業主資産相談業務」の解説も収録。
合格へのポイントも
さらに巻末には「2級FP技能検定 合格へのポイント!」を収録しています。2級FP技能検定試験は、学科および実技の両試験が課されていることがも分かるように、断片的な知識だけだはなく、その知識を実際の場面に当てはめて活用する能力が求められています。
したがってFP2級試験の合格は決して簡単ではなく、そんな2級技能検定試験の受験対策としてLEC独自の分析を基に6分野の学習のポイントをまとめています。
学習初期はもちろんですが、インプット学習を一通り終えた受験生の方や、また過去問はある程度マスターしたが学習方法に間違いがないか心配という受験生の方も利用できると思います。
▲ 巻末の「2級FP技能検定 合格へのポイント!」から。
「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」のそれぞれの学習のポイントをページを割いて解説しています。短期間でメリハリをつけて効果的に合格を目指したい受験生の方にもおすすめ。
日本FP協会の「資産設計提案業務」や金財の「個人資産相談業務」だけならネット上にも解説があるようです。もちろん個人レベルで解説しているサイトも少なくなく、大切な本試験の合格を目指すならば心配です。
その点、この過去問レジュメは大手資格スクールのLECによるものなので安心感があります。詳しい解説で過去問のマスターおよび理解を行いたい受験生の方は検討されてみてはいかがでしょうか。LEC FP講座、2級FP本試験過去問・解説集はこちら
私のほかの使用者の声(レビュー)
「FP2級過去問解答解説レジュメ」を販売するLEC東京リーガルマインドのサイトでは、私のように実際に利用された方の声(レビュー)が掲載されています。



このほか、レビューについては、LEC「FP2級過去問解答解説レジュメ」の詳細ページでご確認ください。
過去問+出題予想で最強!
FP2級は合格が比較的難しいですが、それでも過去問を中心とした学習で充分合格は狙えます。どうぞ何度も過去問を繰り返してください。
なお残り時間が少ない受験生の方や、メリハリをつけて効率よく合格を目指したい方には、出題予想を参考にしてみるのもおすすめです。