地震保険の保険料が全国平均で19%値上げになる模様です。これは平成27年6月3日に損害保険会社等(損害保険料率算出機構)で方針が決まったもの。最近では大きな地震が発生し、また今後も南海トラフ地震などの発生も予想されるため、値上げとなります。
この値上げは早ければ2016年秋に実施される予定です。ちなみにファイナンシャルプランナー試験対策としては「地震保険料控除」があります。「対象となる契約」「控除額(所得税・住民税)」「経過措置」あたりは復習しておきたいですね。
動画ニュース
地震保険料引き上げ検討 地震発生確率の高まり受け(15/05/29)。去年7月に15.5%値上げした地震保険料。政府が公表した推計で地震の発生確率が高まったことを受けて、更なる値上げを検討しています。
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FP試験対策動画
「家計地震保険」ドナルド松山先生による「FP技能士ワンポイント講座 家計地震保険」。約3分の収録内容。
以下、日経新聞より引用
地震保険料19%値上げへ 政府・損保各社、家庭向け4区分に
2015/6/4 1:24政府と損害保険各社は3日、共同で運営する家庭向け地震保険の保険料を全国平均で19%引き上げる方針を固めた。南海トラフなど巨大地震の最新のリスク評価を織り込み、保険金の支払い余力を高めるためだ。損害区分は現行の3区分から4区分に改め、被害状況に応じてよりきめ細かに補償する体制も整える。
損保各社でつくる損害保険料率算出機構が同日、地震保険の保険料を引き上げる必要があるとの試算を財務省の有識者会合で示した。引き上げ幅は平均で19%、24%、28%の3案を提示。関係者によると有識者からは家計の負担を考慮し、19%の上げにとどめるよう求める声が多く出た。こうした意見を踏まえ、今夏中に機構が19%の値上げを金融庁に届け出る。
出典:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO87668650U5A600C1EE8000/