2015年11月に実施された行政書士試験から、約1か月となりました。各スクールでは合否判定を含めた成績診断結果が出始めています。
そんな中、驚きの事実が判明しました。それは問題16が没問になったことです。以前から問題13と問題16の正解が割れていて、場合によっては没問になるかもしれない、と声がありました。
没問になると、その問題は全員正解になります。苦労して正解を出した人も、分からなかった受験生もみんな同じです。これは不公平ですね。
さらに全員が正解となると、記述式の採点が厳しくなるとの予想もあります。特に今回の2015年度本試験は択一が比較的取り組みやすく、その分、「40字記述式の採点が辛くなるのではないか?」とネット上の掲示板等で出ています。
(画像はイメージです。)
そこに今回の没問による、択一の上乗せです。ボーダーライン上にいる受験生の方はストレスが溜まるのではないでしょうか。それに合格発表は来年の1月末ですから、合格まで2か月弱近くもあります。これは精神的によくありません。
このようにボーダー上の受験生の方も大変だと思いますが、正確な情報をつかむことが大切です。たとえば行政書士講師ブログでは横溝慎一郎先生とか、小池昌三先生などが、こまめに情報を発信されています。このような受験指導経験が豊富な先生のブログ記事を参考にされたら良いと思います。
講師ブログの記事から
LEC行政書士講座、横溝慎一郎先生の公式ブログ「横溝慎一郎行政書士合格ブログ」の記事『2015年度本試験問題16は「全員正解」になりました』から
本日行政書士試験研究センターのホームページにおいて、2015年度本試験問題16を出題ミスと認める旨の発表がありました。
問題16については、「全員正解」とするとのことです。
引用「横溝慎一郎行政書士合格ブログ」
他のLEC行政書士講座やTAC行政書士講座、東京法経学院等の先生方も、早くも没問について記事にされています。詳しくは行政書士講師ブログを参照してください。また問題13は今後どうなるのか?この辺りも注目です。