私が運営する他のサイトが、きれいにコピーされました。そこで著作権が侵害されたのでDMCAに削除申請しましたが、結果は却下。そこで採った3つの方法です。コピー防止対策として記事にします。
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1、PubSubHubbubの導入
運営しているサイトはワードプレスを利用しています。そこでPubSubHubbubを導入しました。これはワードプレスのプラグインなのですが、Googleの検索エンジンに対して早く記事の更新を知らせることができます。このPubSubHubbubによって、こちらの記事がコピー前の記事と知らせる訳です。
2、Fetch as Google の利用
これはグーグルのSearch Console(旧ウェブマスターツール)内にある「Fetch as Google」を利用する方法です。記事を書いたら、すぐに「Fetch as Google」で記事更新を知らせます。数秒から数分程度で、インデックスがされることが多いです。
もっとも1つの記事ごとに操作をする必要があるので、とても面倒です。しかしながら短時間でインデックスされるので、強力なツールと言えるでしょう。
▲ コピーサイトには徹底して闘う(画像はイメージです)
3、プラグインWP-Banの導入
このWP-Banというプラグインは、コピーサイトからのアクセスを遮断するプラグインです。設定も簡単で、「IPアドレス」による設定の他、「URL(サイトアドレス)」による設定などがあります。
ただし注意する点があります。ワードプレスのバージョンや環境により、画面が真白になるケースがあります。これについては「WP-Ban トラブル」などの語句で検索されると良いでしょう。なお私の場合ですが、「php5.6+ワードプレス4.4.1」「php7+ワードプレス4.4.1」で利用していますが、現在のところトラブルはありません。
もっとも他のプラグインとの相性や、利用しているサーバーによってはトラブルになるケースも想定されます。したがって導入には、バックアップを用意して望まれるのがおすすめです。
なおパクリサイトからのアクセスを遮断する方法としては、WP-Banプラグインの他、忍者ツールズの「忍者バリアー」があります。こちらも設定次第で、自分のサイトにアクセス出来なくなる、などトラブルが起きるケースがあります。利用を考えている方は慎重に導入されると良いと思います。
【2016年1月31日追記】その後、WP-Banプラグインは削除しました。このプラグイン自体に不具合は有りませんが、コピーサイトが検索から消えかかっているのが判明したからです。このWP-Banプラグイン然り、忍者バリアーもそうですが、wpがバージョンアップすると他のプラグインとバッティング(不具合)する可能性もあります。そこで今回は当該プラグインの削除に至りました。
ここまで3つの方法について書いてきましたが、コピー防止対策としては「Fetch as Google」がおすすめです。面倒ですが、いち早くインデックスされるわけですから、利用しない手はないでしょう。
【補足】なおDMCAにコピー記事の削除要請したらしたら、実名が「透明性レポート」と呼ばれるサイトに掲載されてしまいました。運営しているサイトもリンクとして表示されており、私がどんなサイトを運営されているか分かってしまいます。
別に困る訳ではありませんが、個人情報の悪用が心配なので、氏名の削除をすることにしました。その記録をまとめた記事が下です。