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【知ってた?】JR障害者割引乗車券(切符)の購入方法は3通りある!【自動券売機・窓口ほか比較】

JRの障害者用割引乗車券。対象者の方は普通乗車券・回数券・急行券などが50%割引になります。なお障害者の方で割引の対象になるのか不明の方は、下のJRのページで御確認ください。

身体障害者(知的障害者)割引の概要

 身体障害者及び知的障害者(以下、「障害者」といいます。)の方はJR線について次の割引が適用となります。
 なお、割引のお申し出の際は、各自治体で発行する障害者手帳(旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種又は第2種の記載のあるもの)が必要となります。また、列車等をご利用の際にも必ず手帳をお持ちいただき、係員の請求がありましたらご呈示ください。

引用 JR東日本(リンク先に第1種障害者・第2種障害者や介助者など対象が記載されています。)

JR東日本・障害者用割引乗車券(きっぷ)ページ
▲ 障害者割引制度のご案内(画像はJR東日本ホームページ「お身体の不自由なお客さまへ」から)

この障害者用・普通乗車券ですが、どのように購入されていますか。購入方法ですが、「みどりの窓口」など有人窓口で購入が可能なほか、スイカなどICカードなどでの入場が考えられます。現在のところ、3つの購入方法が分かったので、比較しながらまとめます。

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「みどりの窓口」など有人窓口での購入

最初にご紹介するのは「みどりの窓口」など有人窓口での購入方法です。メリットとデメリットについてまとめます。

メリット

  1. 切符の大きさが指定席券などと同じ大きさ。大きいので落としにくい。

JR障害者用・普通回数券
▲JR東日本の「みどりの窓口」で購入した障害者用・普通回数券(指定席券等と同じ大きさ)

デメリット

  1. 混雑している駅だと、購入するのに時間が掛かるケースも。
  2. 「みどりの窓口」がない駅がある。
  3. ごくたまに券売機の利用を勧められる時がある(個人談)。

個人的におすすめなのは、この有人窓口での購入です。特に利用回数が多い経路だと、普通回数券の購入も考えられます(普通回数券だと10回分の料金で11回乗車できる)。

ただし、ひとつの回数券のセットで、障碍者本人と介助者がシェアして使うことはできません。障碍者用として10枚つづり、介助者用として10枚つづりの「合計2セット」を購入する必要があります。

また回数券の有効期限は3か月ですので、通院等に利用される方は、有効期間内に使いきれるか確認するといいでしょう。

ICカードでの入場

メリット

  1. スムーズに入場ができる。
  2. ICカードだと1円単位で運賃が計算される。

デメリット

  1. 降車駅では有人窓口で申告して、精算する必要がある。
  2. そもそもICカードを用意しなくてはならない(購入時にデポジット料金が発生)。

やはり運賃の面から考えると、このICカードの利用がおすすめです。もっとも降車駅で駅員に障害者手帳を提示する訳ですが、駅員によっては手帳のケースから取り出して裏面まで確認されることがあり、時間が掛かる場合があります。

自動券売機で子供用の切符を購入する方法

これは私自身駅員の方から教えて頂いた方法です。確かに障害者割引は50%であり、これは子供用の運賃と同じです。したがって自動券売機で子供用の切符を購入すれば良いわけです。

メリット

  1. 現金で切符の購入ができる。
  2. 運賃がICカード利用よりも安くなる場合がある(「こども」の乗車券は「おとな」の半額だが、半額の料金が5円の場合、端数は切り捨てになるため)

デメリット

  1. 乗車駅・降車駅で有人改札で通り、駅員に切符および障害者手帳等の提示が、その都度必要になる。

一つ疑問なのですが、障害者と介助者が2名一組で乗車する場合だと、大人用の切符1枚で乗車は可能なのでしょうか。ちなみにバス会社の一部で試した結果成功した例はありますが、JRでは試したことがありません。今後の検討課題とします。

【追記】バス会社によっては、こども2人分を請求されるケースがありました。

まとめ

こんな感じで、それぞれメリットとデメリットがあります。したがって乗車する状況によって、それぞれの方法を比較しながらご自分に合った購入方法を選ばれると良いでしょう。

なお今回ご紹介したのは、JR東日本(首都圏の駅)の場合です。他の鉄道(東京メトロや大手私鉄各線)も、障害者割引普通乗車券の購入方法はだいたい同じだと思いますが、念のため事前に鉄道各社のホームページで御確認されることをおすすめします。

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